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乳幼児の死亡原因として最も大いのは不慮の事故であり、なかでも誤飲事故が多いのです。
誤飲の多くはタバコですが、薬の誤飲事故もかなり多く発生しています。
医薬品には、血糖や血圧を下げる薬など子供たちが飲むと危険なものがたくさんあります。

このような薬の誤飲を防ぐためには、薬を乳幼児の目の届かないところに置いておく必要があります。
机の上や冷蔵庫の中でも安心できません。
薬は服用後そのまま放置しないで、必ず片付け、幼児があけられない食品用パックなどに保存し、小児の前で薬を飲まないなど、不用意に幼児に薬を触れさせないように注意しなければなりません。

しかし、幼児の行動は予測がつかないことがあり、どんなに注意しても、誤飲をすべて保護者の責任で防ぐことは不可能です。
薬の誤飲を防ぐためには、誤って飲もうと思っても飲めない包装も進んでいます。
また乳幼児が開けることのできない安全キャップのついたキャップ、つまりチャイルドレジスタンス機能が備わっている容器の使用や、簡単には取り出せないCRSF包装という安全包装がほどこされた錠剤があります。
アメリカでは危険物質に対して、小児用安全容器の使用が義務付けられ、これにより、薬の誤飲による死亡例が減少しました。

高齢者の薬の誤飲が後を絶ちません。
特に錠剤を包装シートから出さずに飲んでしまう例が多くみられます。
高齢になると持病も多くなり、服用する薬も多くなります。
また、加齢による視力の低下だけではなく、白内障などの、病気を患っている方も多いものです。
視力が低下することで、錠剤が包装シートに包まれたままなのか、判別が難しくなります。
そのため、包装シートから錠剤を出さずにそのまま服用してしまうという事故は起こるのです。
錠剤の包装シートは薄い素材でできていることが多いおで、そのまま服用してしまうと、包装シートがのどや食道を傷つけ、大事に至る恐れがあります。
そのため、薬局などでも、錠剤を一錠ずつ切り離して患者に渡さないようにしたり、一つの紙の包に薬をまとめて処方し、包装シートから出す手間を省くなどの誤飲防止の対策をとっています。
いくら薬局や病院で誤飲対策防止をしていても、家族がその対策を台無しにしないようにしないといけません。
シートで出された錠剤を服用する高齢者に一錠ずつ切り離した状態で渡したりしないように気を付ける必要があります。
また、なるべく高齢者が薬を飲む際はそばについている方が安心です。
家族と病院・薬局の対策があれば、誤飲事故を防ぐことができます。

望まない妊娠を避けるため、ピルを常備して服用している女性は少なくありません。
常用していなくても、月経周期を安定させるため、生理痛の緩和のために服用する女性もいます。

ただ、必要のない時期に他の薬と間違えて誤飲してしまった場合の作用が大変心配になります。
自分が誤飲する以外にも子供が誤飲してしまったり、他の人が間違えて服用してしまった時の対処法が気にかかります。

多くの医療系相談サイトにもこういった誤飲の相談が寄せられています。

ピルの服用法についても多くの質問が寄せられていますが、誤飲に関しての対処法としては1錠、1回程度なら経過観察で良いとアドバイスされることがほとんどです。

ピルの性質としてホルモンバランスを調整することで排卵を起こさないようにする薬剤なので、1回程度の服用では大きくホルモンバランスが崩れることはありません。
最近処方されるピルはほとんどが低用量なので、たとえ小さな子供が誤って食べてしまってもさして影響が出るわけでは無く、対処法としては経過を観察すれば良いそうです。

ピルは一定期間服用して初めて効果が出る薬剤です。
一度にまとまって処方されるためたくさんの薬を管理する事になりますから、専用ケースに入れるなどして管理を徹底しましょう。